詰将棋をやる時の基本的な注意点

詰将棋をやる時に注意したいのは、正解だけを確認してそれで終わりにしないこと、です。

詰将棋の解答ページには正解と解説文が載っているのが一般的ですが、ここに載っている正解とは、その詰将棋の正解の中の代表的なものです。

ですから実際には、他にも正解の手順がある場合があります。そして、それらの正解手順については解説文の中で触れられていることが多いのです。

また、詰将棋でいう正解とは相手方が最善を尽くした場合のものをいうのですが、相手方の手が甘い場合には、正解よりももっと短い手数で詰む場合などもあります。

そして、それらの場合についても解説文の中で触れられていることが多いのです。

詰将棋は相手の玉を詰ませることが目的ですが、これはただ単にある手順通りにいけば詰ませることができるだけでなく、相手がどんな対応をしてきても詰ませることができる、ということです。

そのため、自分がその詰将棋の問題をしっかりと正確に解けているかどうかを確かめるためには、正解だけでなく解説文も確認する必要があります。

初心者の方が最初に取り組むであろう一手詰めや三手詰めの詰将棋では正解手順がひとつだけといった場合が多いのですが、五手詰め以上になると正解手順が複数あったり、相手方の指し手によってはもっと短い手数で詰んだり、といったことが増えてきますので、ご注意ください。