新井素子の小説『二分割幽霊綺譚』を沖田×華が漫画化した『ヘレテクの穴』が、第3巻で完結しました。
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1、2巻は既読で、この第3巻も読んでみましたが、第3巻に関してはどことなく、新井素子作品の漫画化ではあるけれども、沖田×華の作品といった感じが以前の巻よりも出ていたように感じました。
ちなみに『ヘレテクの穴』には原作にはない「デルモ族」といった存在も追加されているようなのですが、そのためもあってか、終盤のアクションありのシーンでは原作よりもビジュアル的に動きのある展開になっていたように思います。
原作のストーリー的にはこの第3巻までで終わりなのですが、巻末の「あとがき」によりますと、作者(←沖田×華)は続編も構想中とのこと。
個人的には最近ありがちな「終わらない話」になりそうで興味は持てないのですが、気になる方はアンテナを張っておかれるとよいかもしれません。
※過去記事はこちら↓
新井素子の『二分割幽霊綺譚』が漫画化されていました……(『ヘレテクの穴』)(2024/06/07更新) - こんな本、見かけました (幽光BOOK館)
[漫画] 『ヘレテクの穴』1、2巻を読んでみました(2024/07/09更新) - こんな本、見かけました (幽光BOOK館)