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以前、見て、少し印象に残っていた写真集です。
タイトルのマグナムとは、かつて一世を風靡した写真家集団マグナムのことです。
この写真集は、そんなマグナムに所属する写真家が世界のあちこちで撮ったサッカーに関連した写真をまとめたもの――なのですが、実際にはサッカー自体の取材に行って撮られた写真はまれで、ほとんどは別の取材の合間に撮られた写真のように思います。
そのため、昔のサッカーの試合の写真を期待する方には向きません(有名選手のプレーをたくさん見られるような写真集ではないということです)。
むしろ、本当に世界のさまざまな場所でさまざまな環境にいる一般の方たちが、サッカーに触れることで楽しんだり、時には悲しんだりと、いろいろな感情を喚起されているということが垣間見える写真集ではないかと思います。
また、こちらも明記はされていないのですが、各写真の撮影年からいってフィルムカメラによる写真がほとんどだろうと思われます。そのため、フィルム写真に興味のある方にもよいかもしれません(なにげない光景に見えてもセンスのよい写真がいろいろあるように感じましたので)。
(※こちらの写真集、以前は持っていたのですが、既に手元になかったため、図書館で借りて、ところどころ確認しながら記事を書いています。が、全ページをつぶさに確認したわけではありませんので、若干、確度の低いところがあるかもしれません)。