HOLGAというフィルム式のトイカメラがありますが、「Holgascape THE WORK BOOK OF HOLGA」はその HOLGAで撮影された写真を元に制作された作品集です。
(※現在の HOLGAには、フィルム式のカメラ以外にデジカメもあります)。
巻末の青色ページに掲載されている「はじめに」によりますと
この作品集に掲載されている総勢20名が手掛けた作品たちは
ある共通した条件のもと、制作されたものです。
制作過程でHOLGAを使用すること、そして『たび』をテーマとしていること。
双方を満たしていれば作品の形態、表現方法、構成は自由としました。
(以下略)
とのこと。
そのため掲載されている作品も、HOLGAに魚眼アダプターを付けて撮影したものや、コラージュ的なもの、ロックフェスやライブの写真を撮影したものなど、さまざまです。
HOLGAは元々、トイカメラのちゃちさから来る味のある写りが魅力のカメラですので、そういう意味で エモい と呼ばれるような作品が多く掲載されているかなと思います(微妙な表現になっているのは、エモい⇔エモくない は見る人の主観によるからです)。
巻末の青色ページには各制作者の方々による短文も載っていますので、掲載作品に興味を持たれた方はそちらも読んでみるのもよいでしょう。
ひとつ個人的に気になったのは、どこからどこまでがどなたの作品なのかが分かりにくいことです。
何ページから誰の作品、というのは載っているのですが、各ページにページ番号が掲載されておらず、かなり分かりづらいです。
「Holgascape The work book of Holga」の検索結果(楽天市場)
(この記事にはアフィリエイトが含まれています)